今の時期、洗面所やお風呂場で気になる赤カビ。
薄いピンク色で触るとヌルヌル…すっごく気持ち悪いですよね…。
床の赤カビがふと目に入ってしまうと、せっかくのバスタイムも台無し…(泣)
こまめに掃除していたつもりでも、しつこく発生する厄介者です。
洗面台やお風呂の床、排水溝やシャンプーの容器、加湿器の中など、ジメジメした水回りでよく見かけます。
そんな赤カビの正体は、実はカビではなく”菌”って知っていましたか?
放っておくと「黒カビのエサになる」という悪循環を作ってしまいます。
さらに、黒カビを吸い込むと喘息などのアレルギーを引き起こしかねません。
そうなる前に、今回は赤カビの退治・予防方法をまとめてみました!
特に小さい子どもやお年寄りがいるご家庭は、この記事を参考に今スグ対策をしてみてください◎
Contents
トイレ・風呂・加湿器…落ちない赤カビの正体とは?
冒頭でもお話した通り、赤カビの正体は酵母菌の一種「ロドトルラ」。
ロドトルラは、常に空気中に存在していて、高温多湿を好みます。
見た目は悪いですが、人体や素材に影響はありません。
ただし、放置すれば黒カビ発生の原因になってしまいます。
黒カビは喘息などのアレルゲンになるため、赤カビの段階で早めに除去・予防するのがマストですよ◎
なんで赤カビが発生するの?原因は”湿気”にアリ
赤カビの正体ロドトルラは、常に空気中に存在し、水分だけで繁殖可能です。
お風呂場や洗面所、加湿器などによく見かけるのは、湿気が多い場所だから。
さらにシャンプーやせっけんの残りかす、垢や皮脂は赤カビの養分となります。
お風呂を使った後は特に、”赤カビが発生しやすい環境を毎日作っている”ことになります。
さらにやっかいなのは、汚れをこすり落としても菌は死滅せず、すぐに再発してしまうこと。
できるだけ発生させないように、予防も並行してやっておくのが大切です。
軽度から重度まで…赤カビの掃除方法
さっそく赤カビの掃除方法を紹介していきます◎
何を用意すればいいのか・どんな掃除方法があるのか要チェックです!
赤カビ掃除に必要なもの
赤カビ掃除に必要な道具は下記のとおりです。
【用意するもの】
- スポンジ
- ブラシ
- 乾いた布
- ゴム手袋
- 洗剤
アルコール除菌スプレー
クエン酸
重曹
カビ用洗剤
また赤カビの程度に応じて、最適な掃除道具は変わってきます。
- 軽い汚れ→アルコール除菌スプレーで掃除する
- 中程度の汚れ→クエン酸・重曹で落とす
- 重度の汚れ→カビ用洗剤で掃除する
「あまり濡らしたくない場所はアルコール除菌スプレー」など、掃除したいエリアごとに使い分けるのがベストですよ◎
赤カビの掃除手順【洗剤別】
具体的なお掃除方法をシンプルにまとめました。
汚れの程度が軽度~重度の順番で、4つの洗剤ごとに紹介します。
- 【軽度】アルコール除菌スプレー
- 【中度】クエン酸
- 【中度】重曹
- 【重度】カビキラー(塩素系漂白剤)
アルコール除菌スプレー
アルコール除菌スプレーは、蒸発しやすいので洗面所にオススメ。
除菌効果のあるアルコールで酵母菌を死滅させることで、再発を防ぎます。
素手で触ってもOKなのも、肌が敏感な人にはポイント高いです♪
◎アルコール除菌スプレーを使った掃除方法
- 赤カビにアルコール除菌スプレーを吹き付ける
- 乾いた布で水気がなくなるまで拭き取る
クエン酸
クエン酸は赤カビだけでなく、水垢汚れにも効果的なので1本持っておきたい洗剤です。
クエン酸は水で割った状態で、赤カビに吹きかければOKです。
◎クエン酸を使った掃除方法
- クエン酸水を用意(水200mlに粉末のクエン酸を小さじ1杯混ぜてスプレーボトルに入れる)
- 赤カビが気になる箇所にクエン酸スプレーをして、スポンジでこする
「クエン酸スプレーを自分で作るのが面倒」という人は、100円ショップでも買えますよ◎
重曹
しつこく発生する赤カビに困っているなら、重曹スプレーを一度トライしてみましょう!
小さな子どもや環境にもやさしいエコ洗剤としても名高い重曹。
キッチンだけでなく、お風呂場や洗面所でも積極的に活用していきたいですね。
◎重曹を使った掃除方法
- 重曹水スプレーを用意(水100mlに対し重曹小さじ1杯を混ぜてスプレーボトルに入れる)
- 赤カビに重曹スプレーを吹き付け、5分程度放置し、スポンジでこすり、洗い流す
ちなみに重曹スプレーも、クエン酸スプレーと同じように市販されています。
重曹はスキンケアにも使える?!毛穴トラブルに効果大の方法はコチラ↓
カビキラー(塩素系漂白剤)
重度のカビには、やはりカビ専用洗剤が効果絶大◎
成分も臭いも強力なので苦手という人も多いですが、赤カビ・黒カビ掃除には頼れる存在です。
「よく換気する」「ゴム手袋・保護メガネを着用する」などの注意事項を守って、安全に使用しましょう。
◎カビキラー(塩素系漂白剤)を使った掃除方法
- 風通しをよくし、乾いた状態で、カビキラーを赤カビに吹き付ける
- 数分間放置して、水で洗い流す
しつこい赤カビの予防と対策
赤カビをキレイに掃除しても、またすぐに発生したら掃除がメンドウですよね。
黒カビ化を防ぐためにも、赤カビの予防策もしっかり確認しておきましょう↓
- 熱めのお湯で洗い流した後、水でもう一度流す
- 常に換気扇を回す
- 重曹水をスプレーする
熱めのお湯を流すのは、45℃以上で赤カビを不活性化させることができるから。
その後、冷水をかけることで浴室の温度を下げて、赤カビの繁殖を防ぐ効果があります。
さらに、常に換気扇を回しておくのも大切です。
ちなみに、24時間換気し続けても1ヶ月の電気代は数十円から数百円程度。
赤カビ撃退の手間が減るなら、やらない手はありません◎
浴室に窓があるなら、できるだけ換気する時間を増やしてみましょう。
またアルカリ性の重曹水をスプレーすることで、酸性の赤カビの繁殖を防ぐ効果が期待できます。
手軽にできるので、試してみる価値はありますよ♪
赤カビは、簡単に落ちるのでついついこすり洗いのみで済ませがちかもしれません。
ところが、それだけでは赤カビはまだ残っている状態…。
放置していると黒カビ化して汚れるだけでなく、人体にアレルギーを引き起こす原因にもなりかねません。
赤カビは見つけ次第、きちんと洗剤を使って撃退する必要があります。
特に水回りの中でもお風呂場は、毎日せっけんや垢が流れるので繁殖しやすい環境です。
お湯をかけた後に冷水をかける、よく換気するなどの予防対策を今すぐ始めましょう!
どうしてもキレイにならない…そんな時はプロに頼むのもアリ!
【kirehapi(キレハピ)】
kirehapi(キレハピ)は、ハウスクリーニング専門の口コミサイト。
掃除したい内容に応じて、複数の業者の料金や評判をまるごとチェックできます!
初めてだと、どこの業者に頼むべきか、悩んでしまいますよね。
生活手帖なら、実際に頼んだ人の感想が載っているので、選ぶときの参考になること間違いナシ◎
気になったら、業者さんに直接質問したり、予約まで取ることができちゃうのでオススメです!
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除菌効果のない洗剤を使うときは、アルコール除菌を仕上げにすれば安心です♪