SNSで話題の重曹スキンケア。
毛穴の黒ずみに効果があるとウワサを聞いて、ずっと気になっていました。
しかも必要なのは、”100均でも買える重曹だけ”というのも魅力的♪
一方で「重曹をスキンケアに使うのは危険なのでは」という意見も…。
そこで今回は、重曹スキンケアのやり方や安全性についてとことん情報をまとめてみました！
間違った使い方をしないためのポイントを紹介しているので、試す前にぜひ読んでみてくださいね♪
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Contents
重曹スキンケアとは？
そもそも重曹とは、炭酸水素ナトリウムという物質のこと。
◎重曹の特徴
- 粉末状
- 熱を加えると炭酸ガスが発生する
- 弱アルカリ性
実際に、掃除や料理などで日常的に使っている方も多いのではないでしょうか？
重曹スキンケアはその名の通り、洗顔・パック・入浴剤などに重曹を利用するというもの。
掃除や料理だけでなく、美容にも使えるなんて…万能すぎますよね！
重曹スキンケアは毛穴の黒ずみに効果的！
重曹スキンケアは、毛穴汚れ改善に効果が期待できます。
たとえばイチゴ鼻などの肌トラブルは、毛穴に古い皮脂や角質がたまっている状態。
油を分解する弱アルカリ性の重曹は、皮脂や角質を溶かしてきれいに洗い流す効果があります。
角栓をスッキリさせたり、顔のべたつきを抑制する作用も期待できますよ。
重曹スキンケアのメリット
スキンケアに重曹を使うメリットは、次の5つ。
- ピーリング効果がある
- 弱アルカリ性で、たんぱく質汚れを落とせる
- 入浴剤代わりに使える
- リーズナブルで手に入りやすい
- 環境に優しい
重曹にはピーリング効果があります。
ピーリングとは、肌の表面にある古い角質を剥がすこと。
肌が新しく生まれ変わるサイクルを整え、肌のバリア機能を正常化してくれます。
さらに先述のとおり、毛穴の黒ずみや開き、詰まりなどの改善もバッチリです。
重曹をお風呂に入れるだけで、顔だけでなく身体全体のスペシャルケアもでOK◎
肌がツルツルになるだけでなく、体臭の予防にも効果があります。
他にも「安価で手に入る」「自然環境を汚さないエコな成分」と、まさに節約に励む主婦の強い美容アイテムと言えるでしょう。
重曹スキンケアのデメリット
スキンケアアイテムとして優秀に見える重曹ですが、間違った使い方をするとリスクがあるのも事実。
- 肌が弱い人には、刺激が強く負担になってしまう
- 必要な皮脂まで落としてしまう可能性がある
- 粒子が大きく、摩擦による肌トラブルの原因になりかねない
- 固さを調整するなど、自分で作る手間がかかる
重曹スキンケアは、ハッキリ言って肌が弱い人には不向きです。
鍋の焦げつきを落とすほど洗浄力が強いため、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。
敏感肌など肌が繊細な人は、「ヒリヒリした痛みを感じる」「なかなか赤みが引かない」なんてことも…。
さらに粒子が大きいので摩擦で肌を傷つけ、新たな肌トラブルを招く恐れもあります。
たとえば、傷ついた肌に紫外線があたるとシミの原因にもなりかねません。
また、作る手間がかかるというのも覚えておきましょう。
重曹スキンケアをする前にパッチテストすると、肌に合う・合わないがスグにわかります。
- 水と重曹を大さじ1ずつ混ぜる。
- 二の腕の内側に、10円台の大きさで重曹を乗せる。
- 48時間後に様子を見る。
肌に塗布して48時間経っても異常がなければ、使ってもOKです♪
逆に発疹やかゆみ、水疱、痛みなどの異常を感じたら、すぐに洗い落として重曹スキンケアは控えましょう。
腫れやかぶれなどが引かない場合は、すぐに皮膚科の診断を受けるようにしてください。
重曹スキンケアを試す前に注意点をチェック！
重曹スキンケアを使えそう！という人は、試す前に下記の注意点もチェックしておきましょう。
- 食用or薬用の重曹を使う
- 目に入らないようにする
スキンケアに使う重曹は、食用・薬用を選ぶのが大前提。
実は重曹には、食用・薬用・工業用（掃除用）の3種類があります。
成分や純度にほとんど違いはありません。
ただ製造している施設の違いから、口に入っても安全な食用・薬用の重曹を選ぶべきでしょう。
価格は薬用よりは食用の方が安いので、スキンケアには食用がオススメです。
また重曹や重曹水が目に入ると、角膜のたんぱく質を溶かす恐れがあるので要注意。
もし重曹が目に入ってしまったら、すぐに水で洗い流してこすらないようにしてくださいね。
頻度・アフターケアも気をつけよう
さらに重曹スキンケアは、最低でも1週間は間隔をあけるようにしてください。
ピーリング効果があるので、頻繁に繰り返すと肌に負担をかけてしまいかねません。
また重曹スキンケア後の肌は、乾燥しやすく、傷つきやすい繊細な状態。
いつもより多めの化粧水・ローションでたっぷり保湿して、肌を守りましょう。
ちなみに重曹スキンケアの後は古い角質がなくなるので、肌が化粧水を吸収しやすくなっているはずですよ◎
安全な重曹スキンケアのやり方【洗顔・パック・入浴】
重曹スキンケアとして代表的なやり方3つを紹介していきます。
それぞれコツやポイントも解説しているので、チェックしてみてくださいね。
重曹洗顔のやり方
- 手持ちの洗顔料を泡立てる
- 重曹を一つまみ入れてよく混ぜる
- 優しく洗ってすすぐ
※ゴシゴシとこすらないこと！
※すすぎ残しがないようにする
※週に2回程度にする
【敏感肌向け（重曹水）】
- 洗面器にぬるま湯を用意する
- 重曹小さじ1を入れてよく混ぜる
- 優しく顔を洗う
※目に入らないように注意！
重曹洗顔は、摩擦がおきないようにやさしく洗うのがポイント。
強くこすりすぎて肌を傷つけないように注意してください。
洗顔後は、ぬるま湯ですすぎ残しのないようにしっかり流すようにしましょう。
また洗浄力が強いので、週に2回程度にとどめましょう。
敏感肌の人は、刺激が弱い重曹水で洗う方法から試してみてください。
重曹の粒子が残っていると肌を傷つけてしまうので、しっかり溶かすようにしましょう。
重曹水は刺激が弱めなので、毎日洗顔に使ってもOKですよ◎
重曹パックのやり方
- 重曹と水を1対1を目安にペースト状に溶かす
- 顔に乗せて、10分程度待つ
- 優しく洗ってすすぐ
※必ず10分以内にすること！
※液垂れに注意
重曹パックをするときは、ペーストの固さを調整するのがコツです。
柔らかすぎて、液垂れで目に入ることがないように要注意。
もしもヒリヒリとした痛みが出たら、我慢せず洗い流してくださいね。
パック後は汚れや皮脂が洗い流されて繊細な肌状態なので、しっかり保湿しましょう。
重曹風呂のやり方
- 大さじ1～3程度の重曹を湯船に入れる
- お好みでアロマオイルを垂らしても◎
- 入浴後はシャワーで体を流す
※追い炊きはしないこと！
重曹風呂は、体の角質をとって全身ツルスベにしてくれます！
ただし、重曹を入れすぎると肌に負担がかかるので、分量を守るのが必須ですよ。
入浴後は、シャワーでしっかり洗い流してから出るようにしてください。
重曹のスキンケアなら、いつものクレンジングや洗顔料で落としきれない汚れまでオフできます！
手に入りやすく安価な重曹で毛穴汚れをケアできるなんて、願ったり叶ったりです◎
ただし重曹スキンケアは洗浄力が強いので、特に肌が弱い方は慎重に使うようにしましょう。
重曹スキンケアをする前は必ずパッチテストをして、肌の安全性を最優先してくださいね。
もちろん「食用・薬用の重曹を使う」「しっかり保湿する」など、準備やアフターケアも重要。
きちんとルールを守って、おトクにばっちり全身をケアしちゃいましょう♪
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ただし、皮膚が薄い目の周りやデリケートゾーンは避けるようにしてください。