先日、冬休みにはみんなでカニ鍋をしたいね～という話になりました。
カニといえばやっぱりタラバ！
というわけで、さっそくカニ通販を検索してみたものの…思っていた以上に高い！（泣）
年末年始は何かと物入りですからね…。
そんなときに目についたのが”訳あり商品”。
「少しでも安くカニを食べたい！」
「安ければ安いだけいいに決まってる！味は変わらないんだから。」
と、ついつい気楽に考えちゃいますよね。
でも、よく考えずに決断するとお金をムダにするかもしれませんよ…！
そこで今回は、実際に「訳ありのタラバガニを頼んでも大丈夫なのか」を調べてみました。
安くておいしいカニ通販業者を見極めるコツも解説しているので、安さだけに惹かれる前に目を通してみてください！
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Contents
そもそもタラバカニの”訳あり”商品とは？
そもそも捕獲したカニの中を訳あり・訳ナシに選別する基準は、大きさや足の状態、見た目。
訳あり品として販売される、売り物として価値の低いカニの特徴は下記の通りです。
- 大きさが小さい
- 足折れ
- 黒ずみ
- フジツボ
- 傷つき
これらのカニを、業者が何キロという単位で買い取り、訳あり品として安く販売しています。
つまり、訳あり商品は主に”見た目の問題で普通に出荷できない”ということですね。
多少見た目が悪いというだけで、自宅で食べる分には問題ありません。
※悪徳業者で購入してしまうと、味以外にも問題がある場合があります。詳しくは後述します。
特に高級なタラバガニの訳あり商品は、訳ナシ商品の10分の1ほどの値段で買えてしまいます。
ちなみに訳あり・訳ナシにかかわらず、タラバガニはすべて天然モノ。
養殖技術がないので、どうしてもお値段が張ってしまうんですね…。
高級なカニが手ごろな価格で手に入るので、すぐに売り切れてなかなか手に入りにくいというのも事実です。
ワケありタラバガニのデメリット
たしかに訳ありタラバガニは安くて魅力的ですが、もしかしたらハズレに当たる可能性も…。
ここでは、訳ありタラバガニのデメリットとして、考えられることを見ていきましょう。
- サイズが小さいので食べる中身も少ない可能性大
- 殻や甲羅が入っている場合も
- 冷凍保存期間が長すぎる可能性も
- タラバガニじゃない？！偽物かも…
- 見た目が悪い…ギフトにも不向き
サイズが小さいので食べる中身も少ない可能性大
訳あり品の特徴として「サイズが小さい」というものがあります。
小さいということは、それだけ成長していない個体ということ。
栄養不足などで、中身がスカスカの可能性も無きにしもあらずです。
もちろんサイズの小ささを承知で買う方がほとんどだと思いますが、見落としがちなのが”食べられない部分“。
カニなどの甲殻類には、必ず食べられない殻やす爪先が含まれていますよね。
業者によっては表記上の「重量」にこれらも入っている場合があります…！
さらに、「足し脚（差し脚）」という表記があったら要注意。
可食部の少ない脚先を入れて重量を合わせているサインなので、食べ応えが半減してしまいます。
※尾や杯、肩の数のことを入数といいます。
殻や甲羅が入っている場合も
訳ありカニには、足折れや傷つきも多く、殻や甲羅の破片が入っていることもあるようです。
漁の時点で傷がついていると、その後私たちの元に届くまでの過程で割れる可能性も高まってしまいます。
「少しくらい殻が入っていても気にしない！」という人ならいいですが、神経質な人には不向きかもしれません。
冷凍保存期間が長すぎる可能性も
カニ業者の中には、冷凍期間が長すぎるカニを訳あり品として販売している場合があります。
一般的に、カニの冷凍保存期間は3年まで。
3年以上冷凍すると、味や鮮度が落ちてぱさぱさになる”冷凍障害”を起こしている可能性があります。
訳あり品を買うということは、冷凍障害のカニに当たるかも…と覚えておきましょう。
タラバガニじゃない？！偽物かも…
タラバガニと偽って、よく似た”アブラガニ”を販売する悪徳業者も存在します。
脚の本数はタラバガニと同じで、色も微妙にしか違わないので素人には見分けがつきません。
悪徳業者い当たらないよう、口コミをチェックして信頼できる業者かどうかしっかり見極めてから買いましょう◎
アブラガニは、タラバガニとは違った上品な味で美味しいと地元では人気もあるそう。
ただ「タラバガニが食べたかったのにアブラガニだった」としたら、少しがっかりしちゃいますよね…。
見た目が悪い…ギフトにも不向き
訳あり品は、はっきり言って見た目が悪いのが特徴。
訳あり品は黒ずんでいたりフジツボがついていたりもします。
気持ち悪いと感じる人もいるため、贈り物としてはおすすめできません。
ポーションタイプなら気にならないかもしれませんが、どちらにしても自宅用にしたほうが無難です。
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安い＆おいしいカニ通販を成功させるコツ5つ
ここからは、安い＆おいしいカニ通販を成功させるコツを紹介します！
特にカニを通販で買うのははじめてという人は必見です◎
- 安いだけで選ばない！
- 広告を鵜呑みにしない！
- 産地や加工地・加工時期に注意！
- 保管・配送方法をチェック！
- 返品・返金保証があるか確認！
①安いだけで選ばない！
訳ありのくだりでもお伝えしましたが、「とにかく安さだけ！」で選ぶのは危険です。
送料無料にもだまされないでください！
送料は無料でも、その分カニ本体に価格が上乗せされていることも…。
購入する際は、冷凍での重さだけでなく、調理後の重さまでチェックしましょう。
これで「思ったより小さかった」という失敗を防げます◎
また、カニの種類・足の本数などのセット内容も細かくチェックしてくださいね↓
②広告を鵜呑みにしない
カニ通販では、しばしば誇大広告が見られます。
「写真とイメージが違ってがっかり…」なんてことがないように、なるべく口コミやレビューをチェックしましょう。
ただし、評価の高い1ページ目だけでなく、評価の低いページまで目を通すことが大切です。
低評価のレビューがあったら、”購入日“も要チェック！
最近のレビューなら、同じようなカニが届いてしまう可能性があるので避けましょう。
③産地や加工地・加工時期に注意！
買う前に必ずカニの産地・加工地を確認しましょう。
やはり新鮮さが魅力の国産カニは1番人気がありますが、高値になりやすいのがネック。
ただ値段の安い訳ありカニの場合は、外国産であることが多いです。
安さを重視したいなら、品質保証された国内加工品を選ぶと失敗しませんよ◎
また古くて味が落ちているものを買わないよう、いつ加工されたものかもチェックするようにしてくださいね。
④保管・配送方法をチェック！
保管方法や配送方法が詳しく書いてある業者は信頼できます◎
具体的には「瞬間生冷凍」「ボイル急速冷凍」などが保存方法の表記にあたります。
口に入れるものなので、新鮮で安全な状態で届くかどうかは死活問題。
発送に2週間以上かかる業者は、半解凍や活きガニが死んだ状態で届くケースも…。
分からなければ、事前に問い合わせることをオススメします。
⑤返品・返金保証があるか確認！
万が一状態が悪かったら返品や交換、返金サービスがあるかチェックしましょう。
高い買い物なのに、不良品が返品できなかったら泣き寝入りです。
魚介類は臭いも強烈なので、処分するのも地味に大変…（汗）
「もしものときに返品や交換ができるか」は確認しておいて損はないですよ。
安くて魅力的な「訳ありカニ」にも、色々な不安要素が潜んでいることが分かりました。
もちろん、良心的な業者では即売り切れるほど人気なのも事実です。
高級なカニがお手ごろ価格で食べられますからね！
ただ今回紹介したデメリットを考えると、下手に手を出すと痛い目を見る可能性もあります。
カニ通販が初めての人や、訳あり品に不安があるという人は、訳なしのカニから試すのがオススメですよ♪
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