年末の風物詩といえば”大掃除”。
忙しい時期だからこそ、効率的に済ませたいですよね~。
とはいえ、いまだに手探り状態…という方も多いのではないでしょうか?
私も、どこから手をつけようか迷っているうちに半日過ぎていた…という経験アリ(苦笑)
そうならないために私が意識しているのは、大掃除を始める前の準備です!
掃除用具の準備はもちろん、掃除計画を決めておくことで、今までよりもグッと楽になりますよ。
そこで今回は、私が実践している大掃除スケジュールを大公開◎
さらにいっつも中途半端になっちゃう…という人に向けて、「大掃除をゼッタイ終わらせるコツ」まで伝授しちゃいます◎
今年こそ完ペキに大掃除を終わらせて、スッキリすがすがしい気持ちで信念を迎えましょう♪
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Contents
はじめる前にチェック!大掃除の鉄則3つ
はじめにお話したように、スムーズに終わらせたいなら大掃除しやすい環境を準備しておくのが鉄則!
まずは、効率アップできる大掃除前のチェックポイント3つをご紹介します♪
- いらないモノを捨てておく
- 掃除道具は1つにまとめて準備しておく
- 掃除する順番は『上→下』『奥→手前』を意識する
①いらないモノを捨てておく
第一に、いらないモノを処分しておくことが重要です。
11月からコツコツ、気づいたときにやっておきましょう。
今日は服、明日は文房具など、分けてやると負担が少なく済みます。
空きダンボールにゴミ袋をいれて用意しておくなど、捨てやすい環境をつくるとやりやすいですよ◎
意外に忘れがちですが、ゴミの収集日にも注意!
大掃除を終えて大量のゴミが出たのに、年内に捨てられなかったら気分が悪いですもんね…。
特に粗大ごみは、収集日が限られているので11月中に処分しておくと慌てずに済みます。
②掃除道具は1つにまとめて準備しておく
大掃除をする日までに洗剤や掃除道具を準備しておくのも超・重要。
準備できたら、持ち運びができるカゴなどに1まとめにしておくと掃除がスムーズです。
掃除道具を取りに行ったり来たりすると、掃除のモチベーションが下がる原因にもなりますからね…。
ちなみに、大掃除のために準備しておくといい掃除道具がこちら!
このほかにも、網戸用ワイパーなど部分的に使いたい道具があれば追加しましょう。
- 雑巾
- 掃除用洗剤
- 使い古し歯ブラシ・割りばし
- 新聞紙
- バケツ
- 軍手・ゴム手袋
- マスク・バンダナ
- エプロン
雑巾は、いらないタオルやTシャツを代用すれば、わざわざ用意する必要はありません。
できるだけ多めに用意しておきたいですが、だいたい5~10枚の雑巾を用意しておくといいでしょう。
また、汚れた水ぶきのぞうきんを毎回絞るのは結構な手間…。
最初にすべて濡らして脱水機で脱水しておくのもオススメです。
部分的に専用洗剤を取り入れるのもアリ
洗剤は、環境にもやさしいエコ洗剤として重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどを使っている方も多いと思います。
ただし、あまりに頑固な汚れには、かえって時間や手間がかかってしまうことも…。
以下のような、専用洗剤や業務用洗剤を部分的に取り入れるのが効率的です◎
場所 | 種類 | 洗剤例 |
---|---|---|
キッチンの排水溝 | 塩素系漂白剤 | パイプユニッシュ PRO |
お風呂のカビ | 塩素系漂白剤 | 強力カビハイター お風呂用カビ取り剤 |
鍋の焦げ付き | クレンザー | こすらなくてもピカピカ コゲ取り名人 |
トイレの黄ばみ | 酸性洗剤 | トイレ尿石黄ばみとりGEL ラグロン |
とにかく大掃除がメンドくさい…という人は必見です。
③掃除する順番は『上→下』『奥→手前』を意識する
掃除をする順番は、『上→下』『奥→手前』の法則に従うと効率的◎
掃除のプロでも必ず守る基本的な順番ですが、これが意外とあなどれません。
例えば、「床の次に本棚」など下から上に掃除をすると、床をもう一度掃除する手間が増えてしまいますよね。
2階建てなら「2階→1階」の順番でやりましょう。
また「奥→手前」の法則から、玄関から遠いところから掃除を始めるのがベター。
さらに言うと、水回りから優先して始めると、汚れの飛び散りを後でキレイにできて効率的です◎
1日でも終わる!大掃除のスケジュールを大公開!
さっそく、我が家で実践している大掃除のスケジュールを大公開しちゃいます!
ウチでは昼食を挟んで、午前・午後にわけてやっています。
<午前中に終わらせる>
- ベランダ・窓
- キッチン
- 水回り(浴室・トイレ・洗面所)
~~昼食~~
<午後に終わらせる>
- リビング・各部屋
- 廊下・玄関
…結構おおざっぱだな~って感じでしょうか?(笑)
というのも、我が家では「1日で家中の掃除を終わらせる」のが大掃除の1番の目標。
“大掃除だからこそ”という場所をキレイにするってイメージです。
特に大掃除が続かない…という人は”家中をピカピカに磨き上げる!”より、ゆるやかな目標を設定するのをオススメします◎
前置きが長くなりましたが、ここからは場所ごとに実際にやっている掃除&大掃除の流れを解説します!
①ベランダ・窓
まず窓にかかっているカーテンを外して洗濯します!
洗濯と乾燥に時間がかかるので、一番にやっておくと効率的です。
カーテンは一見キレイに見えても、ホコリやカビで黒ずんでいます。
洗濯すると部屋が明るくなるので、とっても気持ちいいですよ♪
その間に、ベランダ&窓を掃除しましょう。
◎ベランダ
- 窓を閉めて網戸やエアコンの室外機のまわりなど、全体のホコリを落とす。
- 床をほうきで掃く。
◎窓
- ”新聞紙”を半分に切って、くしゃくしゃに丸めたものをいくつかつくる。
- ぬるま湯に浸し、軽く絞ったら窓の上の方から拭く。
- 水分が蒸発する前に、スクイージーで水切りする。
- 窓枠も新聞紙で掃除する。
- 網戸は専用のシートをつけたワイパーで汚れを落とす。
ベランダのホコリを落とすには、”洗車ブラシ”が優秀です。
驚くほど簡単に土埃を一掃できます♪
窓掃除に”新聞紙”を使うのは、新聞のインクが油分の汚れを分解し、ツヤを出す効果があるから。
仕上がりがいいだけでなく、捨てるのも簡単なのでおすすめです◎
きっと窓の掃除にも役立ってくれます◎
②キッチン
キッチンは、掃除箇所が多い大掃除の難関…。
窓が終わったらさっそく取りかかります!
◎キッチン
- 五徳(コンロぐち)・グリルなどの漬け置き洗い
- レンジフード・換気扇の拭き掃除
- コンロの拭き掃除
- 家電・壁・床の拭き掃除
- シンク磨き
五徳やグリル、換気扇など、時間がかかる漬け置き洗いは最初に着手すると効率的◎
お昼ご飯を食べた後、洗い物と一緒に片づけましょう。
シンクは手や雑巾を洗うのに使うので、最後のほうに仕上げるのがおすすめです。
拭き掃除に使うのは、主に重曹。
頑固な油汚れで重曹で落ちないときは、セスキ炭酸ソーダ水を使っています。
③水回り(浴室・トイレ・洗面所)
うちでは、お昼ご飯の前に水回りも済ませてしまいます。
だいぶ疲れてきますが、ここが一番の頑張りどころです(汗)
漬け置き洗いしたい”浴槽”は最初に取りかかり、待ち時間を有効活用しています。
浴室
- 残り湯を追い炊きして、オキシクリーンを入れる。
- 浴槽のフタと、洗面器やシャワーヘッド、排水溝のフタなどの小物を入れる。
- 壁や床は、残りのオキシ液でこすり洗いする。
- 鏡や蛇口の水垢をクエン酸で拭き掃除する。
オキシクリーンは、湯垢や黒ずみだけでなく、カビや雑菌にも有効な洗剤。
こすり洗いの手間を省いて効率よくピカピカにしてくれるので、もう手放せません。
浴槽は2時間放置したらお湯を抜きます。
再度水をためてもう一度追い炊きしたら、すすぎ洗いして完了です。
【CHECK!】 洗面所・お風呂場の赤カビの正体とは!?ヌルヌル汚れの掃除方法・再発防止◎
トイレ
トイレは、基本的には毎日掃除している場所。
大掃除では日頃できない部分まで、念入りなお掃除を行います。
- トイレの中に置いているものを全部出す。
- 床のホコリ・換気扇のホコリを掃除機で吸いとる。
- 便器の中を酸性洗剤をつけたブラシで念入りにこすり洗いする。
- トイレ掃除用除菌シートで便器まわりやタンク、壁、床、扉などを拭く。
- 小物のホコリを拭き取り、元に戻す。
トイレの嫌なニオイは、実はホコリが吸収しているって知っていましたか?
またホコリをキレイに取り除くことで、見違えるようにスッキリしますよ♪
洗面所
洗面台の水垢やヌメリのほかに、洗濯機や棚の下~裏など普段見えない場所のホコリも気になるところ…。
- 上の棚のホコリを拭く。
- 蛇口を歯ブラシで磨いたら、水垢をクエン酸パックする。
- 洗面台ボウル全体を濡らし、重曹水をスプレーしてこすり洗いする。
- 下の棚の中を拭き掃除する。
- 床や洗濯機の下・裏のホコリを掃除機で吸いとり、水拭き後乾拭きする。
- 鏡にマイペットを吹きかけ、マイクロファイバークロスで磨く。
拭き掃除に取りかかる前に、蛇口の水垢をクエン酸パックしておけば時短できます!
洗面所は浴室と隣接していることが多く、湿気がたまりやすい場所。
カビが生えてくるのを防止するためにも、ホコリを掃除した後はよく換気しましょう。
せっかくの大掃除だし、カビや水垢を完ペキになかったコトにするぞー!
…というのはさすがにムリかも(笑)
徹底的に磨き上げたいなら、12,000円くらいで掃除してもらうのもアリですよ◎
④リビング・各部屋
お昼ご飯を食べたら、リビングや寝室、子ども部屋などの各部屋を掃除します。
先ほども触れたように、2階建ての場合は「2階→1階」の順番がいいですね。
各部屋は、玄関から遠い「奥→手前」の順序でやっていくと効率的です◎
まず天井や照明・棚など上からホコリを落とし、最後に床を掃除します。
このように、部屋ごとに「上→下」の法則通り進めると2度手間もなくスムーズです。
リビングのような広範囲の掃除には、「ウタマロクリーナー」が便利ですよ!
洗剤で肌荒れしやすい人や小さなお子さん・ペットがいるご家庭でも安全に使えます◎
⑤廊下・玄関
廊下や玄関も、各部屋と基本的には変わりません。
天井から順に、最後に床の掃除という流れです。
玄関掃除は、先に不要な靴の整理を行っておくとラクにキレイにできます。
ただし、掃除と整理は全くの別物というのをお忘れなく…!
同時進行で進めるのは、時間がかかって大変になり、大掃除失敗のもとです。
また、せっかくきれいにした靴箱に汚れた靴を入れれば、台無しになってしまいます。
汚れた靴のお手入れも、前もって済ませておきましょう。
モチベーション維持が超大事!大掃除を成功させるコツ
大掃除で一番残念なのが、途中であきらめてしまうこと。
なんか毎年中途半端になるな~って人は、モチベーション維持ができていないのかもしれません…。
ここでは、気持ちを掃除に集中させておくためにできるカンタンなコツを伝授します。
簡単に家の見取り図を書き出してみる
大掃除を始める前に、カンタンな家の見取り図を描いてみましょう。
見取り図があれば、全体でやるべきことや手順がイメージしやすくなりますよ◎
見取り図ができたら、場所ごとに”やることリスト”を書きだしてみてください。
【やることリスト例(キッチン)】
- コンロの五徳の油汚れ
- シンクの水垢汚れ
- レンジフードのホコリ
- 換気扇のホコリ
- 壁・床の汚れ
やることリストができたら、場所ごとに所要時間の目安を書き込みましょう。
意外と5分もかからず終わることも多く、モチベーションアップにつながるハズです!
所要時間の目安
- 窓…1時間半~2時間
- お風呂…2~3時間
- 洗面所…1~2時間
- キッチン…4時間
- トイレ…1~2時間
思い切って普段掃除しているところを省くのもアリ
大掃除は、普段できないところに絞ってしまうのもひとつの方法。
普段から掃除していないところは、汚れがその分たまっています。
大掃除で時間が取れるときに、一気に片づけてしまいましょう◎
大掃除では、とにかくやる気・モチベーションの継続が1番大切…!
- 成果の見えやすいところから手をつける
- 整理・整頓は後回しにする
など、自分が1番やりやすい方法を採用するのがベストです。
例えば「クローゼットの中の整理はやらない」と最初に決めてしまいましょう!
あらかじめ決めておけば、無駄な時間と労力を省くことができますよ。
大掃除は2日以上に分けてもOK
先程は1日で終わらせるスケジュールを紹介しましたが、2日以上に分けても全く問題ありません。
掃除したいリストのボリュームや家の広さが違うため、大掃除でやりたいことは人それぞれ。
ムリして1日で終わらそうとする必要はないので、自分の家に合ったスケジュールを組んでみましょう◎
◎2日以上に分けるスケジュール例
- 今日は2階、明日は1階などざっくり分ける。
- 今日はキッチン、明日はお風呂場など1日ごとに場所を変える。
- 今日は片づけ、明日はお掃除など段階的に行う。
今年の大掃除は、”まず準備”が成功の秘訣ですよ♪
「カンタンでも計画を立てる」「コツコツ整理や不用品処分」などを、さっそく進めていきましょう。
「大掃除が上手くいった試しがない…」
そんな人は完璧を目指さず、最初からやることを絞って確実にキレイにするのが最優先です!
今回紹介した我が家の大掃除の方法はあくまで一例ですが、ズボラ仲間さんはぜひ参考にしてみてください(笑)
また「上→下、奥→手前」「片づけと掃除の作業は分ける」といった掃除の法則は、普段の掃除でも役立つこと間違いナシですよ◎
今年も大掃除をサクッと終わらせて、すがすがしい気持ちで新年を迎えましょう♪
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2019年12月20日